建築/デザイン

「音波浮揚」で宇宙の塵を除去

Banishing Ritual時の発声について、“倍音成分を響かせる”のがミソである。てな話は、ずっと言われていること。ですよね。まあ、こっちは高音は高音でもノイズな訳ですが。 「除去効果を得るためには、密閉され、与圧されたテンプル中で使われる必要がある。…

妄想のオール水化住宅

ときどき夢の中で水=光の中を泳いでいる。水が光を受けて輝いているとかではなく、水=光。自ら発光している。否、発光していると言うよりは光そのもの。だからやっぱり水=光としか言いようがない。水=光はひんやりと冷たく、軽く、どこまでも清澄であり…

Japan by Design

キーワードは「感性価値」。何を今更? いや、コレは伝統文化の売り方の話。否応なくに霊性的領域に入っていく。「OTAKU」「幼稚力*1」なんかよりストレートにMAGICKALな打ち出しとも言える。 MAGICKがらみの商談をしている人たち。http://player.streaming.…

More with Less

『「概念」「光」「重力」は私が「本質」と称している建築の3つの主要な構成要素である』 ―アルベルト・カンポ・バエザ ALBERTO CAMPO BAEZA Idea, Light and Gravity アルベルト・カンポ・バエザ 光の建築作者: アルベルト・カンポ・バエザ出版社/メーカー:…

六月の夜の都会の空

ライトダウンキャンペーン*1ということで、新聞広告から引用↓ 6月20日(土)〜7月7日(火)は環境省が地球温暖化防止のためにライトアップ施設や家庭の電気を消して頂けるよう呼び掛けている「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」期間です。特に6月21…

天命反転の空間

マルセル・デュシャンと親交のあった人の作品だから、という訳でもないのだろうが、天井に便器がくっ着いているような家に住んだとしたら、人間はどうなるのか、どうなっていくのか*1。 http://www.architectural-body.com/mitaka/ *1:作者の荒川修作氏は、…

蜜蜂がかわい過ぎる件(あるいはThe Empress*1)

蜜蜂はかわいい*1。蜜蜂の巣もかわいい。ハニカム構造。どこまでもひろがっていく六角形のフラクタル。無限への扉*2。どこまで反復しても、その美しさ愛らしさは変わらず、正確に保たれる。 その蜜蜂が突然大量失踪するケースが増えているそうだ。犯人はウィ…

Delirious Lighting

ダウンライトというモノが、どうしても好きになれない。フラットな天井面にこだわるなら、そもそもそんなところに照明器具を設置しようという考え自体がおかしい*1まるで反戦の為に戦ってます状態じゃないか. 直下照度にこだわるのなら、いっそ天井にサーチ…

コールハース関係

確か一昨年だったか、この人自己破産してたんよね。建設中のCCTVプロジェクトから銀行が手を引いたとかで*1。少なくともその程度には政治/経済は繋がっているようで。特にこの場合は中国だしねw まあ、結局某銀行がじゃあウチが出しましょうということでプロ…

都会派の貴方へ、読書感想文的(1)

大きな物語ならぬ<大きなデザイン>が難しい。これ、ニューアイオン・ジャパンの特徴の一つです。店舗デザイナーの限定的なアイデアは実現しやすく、建築家の壮大なビジョンは頓挫しやすい。独創的な個人邸が増える一方、ある程度以上の広さのエリア再開発…

ホワイトアウト〜距離感と出会い系

インテリア雑誌やなんかで「空間を広く見せる色」として紹介されることの多い白。それは、距離感をわかりにくくする(=距離が持つ意味を漂白する)色でもある。つまり、それぞれに異なる成り立ちをしているアイテム、固有の歴史を持つアイテム同士がフラッ…

空間とイルミナティ(4)

モダニズムの「空・間」。 バウハウス*1が設立された20世紀初頭、建築の分野におけるモダニズムは 「様式」と「構造」の再統合を目指す運動として広まり、 巨匠たちの機能性追求が幾多の優れた空間デザインに結実。 1930年代以降のニューヨークでは、テクノ…

空間とイルミナティ(3)

欧州の「空・間」。 2007年現在、27の加盟国からなるEU(欧州連合)となっているヨーロッパ。 新大陸の発見やシルクロードを例に出すまでもなく、 歴史の節々で新たな文化を生み出してきたのは、異文化間の交流でした。 そして今、ヨーロッパでは、国同士…

空間とイルミナティ(2)

「空・間」とは? 空間:物がなく空いているところ、上下左右・四方の広がり−。 何もない状態としての「空-ku-」と、 二者間の距離や関係性、時間の経過などを表す「間-ma-」、 日本語の場合、「空間」は、二つの意味を併せ持つ複合概念と言えそうです。 「…

コピペ:空間とイルミナティ(1)〜某社コンセプトブックより

自然の気配 人に恵みと驚異を与え続ける、天地間の森羅万象。 あるいは、“総体”としてのそれらを統べる者。 現在、広く「自然」と呼び習わされているものに対して、人は恐れと憧れを抱き、 賛美し、日々の暮らしを営む屋内にまでその「気配」を持ち込もうと…

本能のダブルカレントMEMO

明け透けなまでに顕著になってきたな。1)「気持ちいい」に流れる ・萌え ・ラブドール的 ・ソフト&スマートな管理手法 ・人と環境にやさしいマーケティング ・家電をインテリアとして考えた家づくり 2)「意味」を求める ・・・・・・・・・・・省略*1・…

そっくり豆

トンテンカントンテンカンと騒々しく響き渡るノイズは、ライブではなく準備中の音。客が入ってない分反響は余計に盛大。ただいま立て込んでおりまして。ええ、建て込み中で。携帯電話に向かって怒鳴りながら、男が片目をつむって見せる。男の口が大げさなモ…

ポスト和風ダイナー

表題は単なる勢いだから、それが何なのかは知らない。むしろ「ポストZENスタイル」とでもしときゃよかったか。 最も表層(=深層)の問題らしく。 「伝統」と言うとクラフト寄りとゆーか「職人芸」の次元に関心が集まりやすい為、(自分的にも反省を込めて)…

ERIS様ドーモ

おかげで秋以降、みそっかすなまでにシッチャカメッチャカでシアワセな毎日を過ごすことができました。ちょっとは休ませてくれよ。とか愚痴っても、そんなん知ったこっちゃないわよというつれない態度がまた素敵でした。でも、ええ加減にせえよ! ホンマたい…

フラット/オーガニックのダブルカレントについて

建築やインテリアのデザイン傾向として、虚飾を廃しシンプルな垂直水平ラインを旨とするフラット系/自然の生命力そのものをテーマにしたような有機的なフォルムのオーガニック系という正反対の潮流が並立している現状。メディアが、街が主張しまくるこのダブ…

ピンク

何でかピンクだ。ブラッドベリ氏によるとPINKのPはPEACEFULのP。な訳はないが、誰かそのようなこと言ってなかったか。日本でもレバノンでも北朝鮮でもピンクが流行ればいいのにと思う。ボクシングのリングもピンクにしてしまうとか。打ち合う前にクリンチて…

プチ・ヴィクトリアンからユニバーサルデザインへ

ヴィクトリア朝と言えばポルノ文学などのエロゲー(ゲージュツ)ね。ヴィクトリア朝的日本の西洋魔術界隈*1でもそのへんは結構盛んで、我こそはスーパーフラット風俗文化を底辺から支える者なりと自負する人も相当数いらっしゃる筈。ゲームをやらない私は、…

さすてなびりてて何のことだ言ってみろ

しょこたんとか木村カエラたんとかテポドンとかタミフルの副作用とかマジックマッシュルームの摂取でらりって転落死とかシド・バレットとか。アクセス少ないからというだけの理由でタイプしてみる吹田市民だす。タワーマンションが増えたのは、そーゆーライ…

錯乱のニュージャパン(修験道と北欧テイスト)

相手が誰だったのか覚えてないけどだいぶ前に、と言っても今年に入ってからの雑談で、インテリア方面の話をした。とゆーか主に聞いた。<ミッドセンチュリー>ブームて続くんか思たらあえなく失速、<北欧>は何でもそう言えてしまえるようなところがあるし……

それでもMAGICK2.0

意味はない。とは言ったものの、実のところMAGICK2.0て何なの? 未だ形になっていないとしても(どのみちカタチになるようなもんちゃうねんけどや)このへん、敢えて語るとすれば、筆者の場合必然的にアストラル建築試論だ。直喩としての建築。つまり、関係…

軍艦アパート取り壊し決定

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200602250038.html すべての都市はジェネリックシティへ向かう。2006年錯乱の大阪に見るそんな動きのひとつ。でも、ホントに取り壊しちゃうの? 絶えず更新していくのがジェネリックだから。大阪らしいスポットがまた消…

カウンターカルチャーとしてのワンゲル

『徹底討論 私たちが住みたい都市 身体・プライバシー・住宅・国家 工学院大学連続シンポジウム全記録』第一章に出てきた興味深い話。に関するエントリ。あるテーマに即して山本理顕氏(建築家)のナビゲートとのもとに行われた社会学者と建築家の対談が4つ…

collezione by TOYO KITCHEN

趣味世界のタコ壺フラクタル*1は、ユルい閉塞感突破のためのプレリュード*2として、やはり必要だったんでしょう。 昨年発表された、アンティークのテーブルにステンレスのシンクと調理器具を乗っけただけというトーヨーキッチンの“新製品” http://www.toyoki…

イメージとデザインと実現可能性

ふーん、少産多死社会ねえ。そんな中いよいよクリスマクリス近づきトリス。明日のせっくすのことでそわそわしている青少年も、よかったらち○ぽ洗いながら聞いてほしい。 予定のない魔術野郎はコレ→http://www.excite.co.jp/News/video_news/g051254.htmlでも…

マルチレイヤード・シティの秘密

ビルヂングの意匠や技術にも流行がある。JR大阪駅付近の場合、レトロモダンな味わいの郵便局ビルの南に幻想的なガラス・カーテンウォールのビルがあり、その向かいにはバッテリーチックとゆーか金属のカプセルみたいなのが建っていて。それぞれのゲシュタル…