軍艦アパート取り壊し決定

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200602250038.html
すべての都市はジェネリックシティへ向かう。2006年錯乱の大阪に見るそんな動きのひとつ。でも、ホントに取り壊しちゃうの? 絶えず更新していくのがジェネリックだから。大阪らしいスポットがまた消えちゃうね。無個性なのがジェネリックだから。ところでその“大阪らしさ”て何や?*1大阪人と東京人で身体の構造が違うんか?*2・・・でも、よりによってこんな珍しい建物を何でまた・・・老朽化した建築は危険だから。それってサスティナブルじゃない。立て替えるより補修する方が高くつくから。そんなことも知らんでアホがリノベーションたらぬかしよるから。軍艦アパートは中之島公会堂ではないから。Delirious New Aeonと安藤美姫。(渚にて


軍艦アパート
http://open-d-photo.oops.jp/GAT/nWEBphoto/gunkan/gunkan.html

関西今昔建築散歩:軍艦アパート(追加エントリも併せて、ぜひ)
http://kenchiqoo.net/archives/000340.html

*1:一足早く消えた東京の同潤会青山アパートが竣工当時のレトロモダンな佇まいをほぼそのまま残していたのに対して、大阪市浪速区の築75年☆下寺住宅(軍艦アパートの正式名称)は出家(でや)と呼ばれる思い思いの増築+老朽化により、しばしば九龍にも比せられる。そう、それこそが大阪のアイデンティティ。な訳ないでしょう?

*2:すべての機能はユニバーサルデザインになることを志願しているがモニュメントは違う。但し、モニュメントの中に住むことは、自らの生活をテーマパーク化することに等しい