お礼とお知らせ

梅田のサウナで観ていた訳ですが*1、いやー情けない話ですが煙草を持つ手が震えたよ。娘のピアノの試験の日と同じ状態で。こんなメンタル弱い奴が“魔術”とか言っててええんか? とか少しだけ思う訳ですが、ともかくそういうことです。
てことで、<2006安藤美姫とファンの挑戦>トリノ編は終了致しました。期間限定サイト“M∴W∴M∴"も終了です。結局何人ぐらいなのかわからないけどご利用いただいた皆様、快くリンク貼っていただいた方々、素晴らしいシジルをご提供くださった匿名作者各位に、この場を借りて、御礼を申し上げます。本当にどうもありがとうございました。そして誰よりも、ミキティこと安藤美姫選手、お疲れさまでした。凡百のアトラクションよりも遙かにスリリングな体験をありがとう! とりあえず胸張って帰って来てください。しばらくはそれなりのバッシング*2もあるだろうけど、“耐える”のではなく“流す”方向で。遺憾なく天然っぷりを発揮しヘラヘラしていてほしいです。約束はできませんが、たぶん今後も応援していると思う。
今回は、C.S.が行ったシジル・マギックの失敗等も微妙に響き、トリノに登場した100匹目のニホンザルとしての安藤美姫は、画期的なブレークスルーを起こすことはできませんでした。しかし、初出場の五輪という大舞台で、ともかく果敢に挑戦し、見事なコケっぷり*3を見せてくれました。図らずも、これによって彼女の立ち位置はさらにマージナルなものとなり、100匹目のサルとしての潜在力も高まったと言えるかも知れません。安藤美姫とファンの挑戦はこれからも続きます。否、私の生の一瞬一瞬、一挙手一投足だって、ニューアイオン的父親像のクリエイトそのものな訳で。むしろ“挑戦し続ける以外に権利などあらぬ”てことですか。

<すべての男女は100匹目のサルである>

今日はこれぐらいにしといたろ。

*1:ちなみにマッサージ室で「むちゃくちゃ凝ってる。私の知ってる範囲で間違いなくあなたが今年のNo.1、金メダルです!」そんなもんいらんてや

*2:とは言え、的確な批判は謙虚に受け止めるべきだと思う。自分がここでそのようなことを書かないのは、メディアに対するアンチな態度とか特に主張があってやってることではないし、盲目的に美姫ちゃん可愛いからでもない(つもり)。要するに、フィギュアスケートリテラシーの低さ、鑑戦眼のお粗末さを自覚しているからな訳で。スケートやってる人が「ミキティの基礎技術とかセンスとかやっぱり凄いものがあるんだから、あんまり馬鹿にしちゃいけないよ」とか言ってても意味わからんしね。競技の採点基準のややこしさについては、理解できなくて当然だろうという気もするけどな。佐藤某女史の解説がなかったらTV中継観てても訳わからんかったのは私だけではないだろう。ちゃんと飛んでるのに重複だからポイントなしとか。まあアレです。技術的なこととか、メンタル面含むコンディションづくりとか、今後の練習課題とか、私がこんなとこに書いても意味ないっしょ。ただ、余計な顰蹙買わないためには、インタビューの受け答えとかも少し何とかならんのかとは思う。天然キャラの魅力は目減りするだろうけど

*3:トリノのリンクはつるつる滑ってあまりに危険過ぎた。この点に関しては、ユニバーサルデザイン的見地からも問題なしとは言い切れないであろう