彼女のハンドルはママ。リアルで会ったことはないが、リアルの知人がリアルで彼女と知り合いだった。
聞けばミナミの某Barによく出入りしているなど行動半径がそこそこかぶっており、何度かニアミスもあったようだ。ある夜、件のBarのドアを開けると、カウンター席でひとり飲んでいる女性客の姿があった。
「あのォすいませんママさんですか?」
「ここそーゆーお店じゃないんです」
すんませんどーも。コミュニケーションて難しいなと思った瞬間。