WebとかBlogとかLinkとか

今URLわからんけど、プロ野球選手会長で監督候補でアノ球団が獲得へ本腰を入れているとかの古田捕手がエアエッジの広告の中で、Blogは「つながっている感」がいいと言っていた。広告に対して「つながってる“感”だけでええの?」とか突っ込むのは阿呆の骨頂であるが、ネットに限らず、よろず温泉的「つながってる感(つかってる感)」が「閉塞」を加速させているんやないか。みたいなエントリを書いた記憶がある。いつか忘れたけど。で、たまにはそのへんネタにしてみるのも悪くないかと。
このBlog(はてなダイアリー)の場合、[コメントを書く]のとこをクリックするとリンク元がいくつか表示される仕組みな訳ですがまあいろいろありまして。「イメクラ」「ヌキなし」で検索した結果、こちらへやって来られた人もいる。確実にご満足いただけなかったものと思われるが、確かに、何日か前のエントリにそーゆーワード使ってたんよね。あと、もひとつ、はてなダイアリーの特徴である「自動リンク」。「アンチクリスト」とゆーワードがあると、後半の3文字「リスト」にアンダーラインが入ったりして、つまりは作曲家=ピアニストのフランツ・リストについて調べようとしている人がこっち迷い込んだりしてしまうことになる。このへんの愉快なハズレ方、そんなに嫌いやないけど、マジで時間に余裕のない時はそりゃまあイライラもしますわな。「ウザイ」とゆーことで自動リンク機能を外すユーザが多いというのも、まあうなずける。
amazonで本を買うと、次回から頼んでもないのに○○さんへのオススメ本リストが画面に現れる。これが便利でamazonの利用が止められない人も多いとか。まあ、主にamazonがそう言ってるだけなのは分かってるけどや。結局のところ単に○○というワードつながり? のせいか、イメクラ・ヌキなし・フランツリストなオススメ本ばかりが並ぶことになり、私は結構笑かしてもらっている。
Googleの広告で、そのページのコンテンツ、bbs上で展開されている話題に合わせたヤツを表示するとゆーのがある。果たしてどの程度効果を上げているのか。

大雑把に言って、これらの試みが<ある特定グループの人たちがこころない人に邪魔されることなくマターリできるシマ>をなるべく侵さないように<出会い系の効率を高める>とゆー方向でなされているのは明らかだ。タコツボを破壊することなく出会い系を充実させようとゆーアレですね。ま、うまくいけばいいですね。と他人事のように。いずれにせよどー転んでも出会い頭のサプライズは残るハズだから。
これエンエンゆーてるけど、東浩紀が『動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)*1のあとがきで述べているような<オタク系VSストリート系>なんて乱暴な比較が意味をなさないぐらいのところまで、速いとこ現実の方が動いたらいいと思うし、動かしていこうと思う。

今日はそんなとこ。

[P.S.]
細かいことを言い出せば当然いろいろあって。「はてな」に限っても、オリジナルのつながる仕組みはいろいろとあったりする訳で
http://d.hatena.ne.jp/keijis/20050914
Blog全般についても、携帯電話からの使い勝手(閲覧とかコメントとか更新とか)とか、トラックバックて、RSSて本質的にどーなん?とか、商用含めてな。
http://d.hatena.ne.jp/vb_antenna/
そのへんの話も気が向いたらそのうち。
メイドカフェは私、何やイラつくし*2カユくて駄目やった。

*1:個人的には、著書そのものよりamazonカスタマーレビューの方が遙かに面白かった

*2:殴ってやりたいの通り越して本当に悲しくなる感じ