「未来の廃虚をもう一度体験しようという…」

【新・関西笑談】火を噴くアーティスト(3)現代美術作家 ヤノベケンジさん
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100127-00000069-san-soci
インタビュイーは、六本木ヒルズの「火を噴くロボット」の作者。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/books/art/236377/
 …ベトナム戦争/大阪万博/チェルノブイリ/…911…。定番とも呼べる良くも悪くも盛大なイベントだけに限っても、幸か不幸か素材はごろごろ転がっている。全ての人間には、それらを集めシャッフルし、さまざまにイフェクトをかける為のアナログディレイがあらかじめ内在化されている。切り刻み、引き延ばし、終わることのない刹那は次々と生み出され、重なり続ける。キリのない話ではあるが、何かの弾みもしくは必然から<レイヤー>という概念が発明され、それを扱うためのノウハウも蓄積され続ける。
 アートの存在価値の一つに、「過去も未来も今ここで体験するエクササイズ」のネタになる。ということがある。従ってその価値は、提供する側と使用する側の共同作業によってしか決定できない訳ですが。。。ということで、自分がこのインタビュイーの作品をどう思ったかとかそもそも見たことあるのかとかはどーでもいい話。