9日 徹夜明け< RitzBar 食べる食べる。
しかし秋が来たというのにまださんま食ってないぞ。
つまらない本を買ってしまい1100円損した。
中北翠『未成年皇帝―ヘリオガバルス東京図書出版会
って、いきなり失礼やね。ごめんなさい。言い直す。早とちりして必要ないものを買ってしまった。
ヘリオガバルス』が愛読書であることはあちこちに何度も書いている。で、またしつこくリンク貼るけどホイ→http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4560070806/250-9948126-8376228#product-details、早い話、私は<史実としてのヘリオガバルス>については何も知らなくて、<アルトーヘリオガバルス>のファンである。今回、どちらかと言うと歴史のお勉強のつもりで上記の書籍を求めた訳ですが、、、、、ありゃりゃ、小説やった。
好きな男を殺して<男になる>? ちょっと違うと思うぞその美意識
無秩序と統一が「=」で結ばれる宇宙的宗教的熱狂はどこへ行った?
・・・・・・(面倒なので省略)・・・・・・・・・・・・・・・
「こんなもんオレのヘリオガバルスやない!」
一読してそう叫びたくなったけど、これ中北さんのヘリオガバルスなんだから考えてみりゃ当然だろう。と、当たり前のことを思う。魔術にリアリティを求める者にとって、こういう作業こそ欠かせないのだ。とも。
内容はまるっきり気に入らなかったけど、著者に心より拍手を贈りたい。

そんなこんなでナンバシティローラーズ。