現場
小さな小さなおじさんが「オーライ!」と言ったから、僕は空に虹をかけた。
・・・でも、小便をしていると思った自分は実は巨大ビルディングで、彼等によって建てられている。現実なんて案外そんなものかも・・・
突然<遙かな>気分になった。
・・・正しいにせよ間違っているにせよ
と、僕は決断する。
・・・まずはここから出ることだ。選択の余地はない
トイレから出た僕の肩を、よお! 誰かが叩いた。
振り向くとそいつは、福笹を持った自分。
よお! えべっさんの帰りや。


そんなこんなでトメさんそりゃあないっしょ