情報的自己防衛

確実に押し寄せつつある80年代的な何か、石原真理子の暴露本、なんてのも関係あるのか。インターネットのおかげで、個人情報の扱いには慎重になることができたよとか言いつつの大ボケは、むしろ逆に増えているように感じる。
情報戦に弱い全ての君へ。
「ちょっとパンツ脱いで」と言われて素直にそうする人は少ないだろうけど、「ちょっと左手出して」には、軽い好奇心もあって素直に応じてしまう。そのとき君はパンツを脱ぐになる以上の情報を相手に差し出していることを分かっているのだろうか?
ケータイ番号やメアド聞かれた時、ん〜この相手に教えたものか…そのへんは慎重になるけど、生年月日や出生時間となると、軽い好奇心もあってホオイホイと教えてしまう。。。。。君はこのことの意味をちゃんと認識しているだろうか? その人物との利害関係は? 知られて都合のいいこと悪いことの線引きは? そもそも君は、自分が与えてしまったものが何なのかサッパリわからないまま、気がつけば、相手との関係は既に対等とは言えなくなっている。
コンテンツ=サーフェスデザインであること。そしてそれは、「見せるもの」「見せていいもの」として自分でコントロールするしかないことを、君はちゃんと自覚できているだろうか? 君はなかなかのお洒落さんだけど、残念ながら情報的サーフェスデザインの捉え方に穴がある。