Delirious Lighting

 ダウンライトというモノが、どうしても好きになれない。フラットな天井面にこだわるなら、そもそもそんなところに照明器具を設置しようという考え自体がおかしい*1まるで反戦の為に戦ってます状態じゃないか.
 直下照度にこだわるのなら、いっそ天井にサーチライトでも取り付けてみてはどうか。目もくらむほどまばゆい光の中で、かつて経験したことのない大きな何かを手に入れる。なかなか素敵じゃないか。光こそは、時代を超えて神秘体験や変性意識への移行の暗喩に他ならないのだから。      
 グレア(眩しさ)が気になるなら、人工照明のない環境で暮らせばいい。てか、部屋を暗くしてひと寝入りしたいのだが間もなく出かけねばならん。さっき帰ったばかりなのに残念だ。湯冷めせんようにしないとね。

*1:そう言えば上からの光より行灯ちっくな低いポジションの光が好きだ。これこそジャパニーズデザインという気がする。和紙素材を使ったから和風ですとか、そんなんはどうでも良くて。たとえば、外国人デザイナーの作品だったりするダチョウの卵様のフロアスタンドを自室ににごろんと転がし、お洒落なインテリア生活を満喫しているかもしれないアナタ。それ、思いっきり日本と違うか?