古着屋(The Lovers)

 The Lovers。恋人または兄弟*1
 何年ぶりだろうか、比較的近所に最近できた古着屋(と思っただけ)に寄ってみた。ご無沙汰しているがゆえに、物凄い勢いで欲しくなるというのはありがちなことだが、なかなかにアメリカンカジュアル系の可愛らしいのが多い。突撃洋服店*2的に国産の古着は…とか場違いなことは言わない。しかし、普通のリーバイスの赤耳とかは置いてないのかと結局場違いな質問をする。いえ、うちは古着屋じゃなくてヴィンテージ加工の洋服屋ですんで。とのこと。謝って帰る。でも、ウチならリーバイスの赤耳「ふう」ジーンズが7,900円です。とか、しっかり宣伝された。なかなか感じの良い青年であった。

*1:と、『トートの書』ではわざわざ断っている。カインとアベルの話とか一神教徒でなくとも持っていたい名作文学旧約聖書からのエピソードなど持ち出して。要するに<ザイン>の小径に対応するカードということだから。<ザイン>は<剣>であり、“主として分割の道具”である。へー。いや、もちろんザインだってことは分かってるけど。なるほど、マンネリカップルは一度離れてみた方が互いの吸引力が増す。ということはよくある話。そうならなかったとしても、それはそれだけの話だ。<コクマー>と<ティファレト>を結び、水星の支配を受ける双子宮を示す。The Children of the voiceにしてThe Oracle of the Mighty Gods。それにしても角瓶はウイスキーの香りが全くしないね。ウイスキーと言うよりハイボールの素と理解しといた方が健やかな感じ。錬金術

*2:突撃洋服店=国産古着専門の店みたいに思われるとアレなのでそうではありませんと、念のためお断わり。新品のヴィヴィアンよりもここで買った古着のジャケットの方が気に入ってずっと着ていたり、結構思い入れのある店。と言ってもすっかりご無沙汰している訳だが。旧本店時代に、カッコイイおねいさん(社長)がタイの合わせ方とか教えてくれたのを大変有難く記憶している