バーバラ・セクサロイド近日誕生(?)


 最先端ロボット工学とラブドール・テクノロジーの融合に、熱い期待が集まっている。キスのテクニック、表情の豊かさなど、従来のヒューマノイド型ロボットが苦手としていた部分の改良が急ピッチで進んでいるためだ。既に国内のラブドール・メーカー各社は、これらの技術を取り入れることで、従来型の高級ラブドールを超えるセクサロイドの開発競争に入ったとされる。ただし、現状では、精巧な人工性器を備えたラブドールを国内で販売することは許可されていないなど問題も多く、早期の法改正を求める声が高まることは必至。国会中継に、放送史上初の「ピー音」が入る可能性も現実味を帯びてきた。何かと話題の新世代ラブドール、当面は、人工性器を必要としない耳かき店*1などへ試験的に納入されることになりそうだ。
 また、メーカー各社の動きと連動するかたちで、大量のセクサロイドを投入したアンドロイド・フーゾク店の開業準備が各地で進められており、政府民主党も、景気対策の目玉としてこれらの動きを全面的に支援していく方針だ。ただし、著名タレントをモデルとしたセクサロイドの販売には、肖像権の問題がネックとなるため、識者の間ではアンダーグラウンド・ビジネスにとどまるとする見方が優勢だ。さらに、歌舞伎町では30日午後、セクサロイドに雇用機会を奪われることを危惧する“ネオ・ラッダイト・コンパニオン”の一団による大規模なデモ行進が行われた。さっそく有力な支持基盤の一つを失いかねない状況に追い込まれた民主党の議員たちは、「週末は必ずソープランドをはしごします」「皆さん元気でやってますか?」などと、情けないパフォーマンスに余念がない。これにより別の支持基盤を失うことは最早避けられない情勢だ。

*1:新業態とは言いつつ、耳かき店がビジネスモデルとして既存の“所謂フーゾク”のシステムをそのまま拝借しているのは明らかであり、その意味でもグレーゾーン風俗という呼称は適切と思われる。そして、この秋葉原生まれの新風俗を歌舞伎町が逆輸入。文化の伝播とはきっとそういうものなのだろう。まあ、調べてみたら両者の経営母体は同じだったというケースもあるようだが…