フラターのUDリポート〜誘導サイン

東京に行く機会があったんやけど。割と急いでいるとき気になるのが電車の何とか線はこちら、どこそこ方面への乗り換えはどちら、トイレは…とかの誘導サイン。やはり、大阪よりユニバーサルに整理されている気がした。考えられる理由としては、大阪の方が、交通機関等街のインフラ構造が比較的シンプルであり、かつ地元民率が高いから? つまり、東京の方が交通システムが複雑な上おのぼりさん率もより高い、ということが挙げられるのかなと。「そこそこで何とかなる」雰囲気が支配的な大阪に対し、「どーにもなんない」東京。といったところか。ま、理由はどーあれユニバーサル・デザイン化が進んでいるのは単純に良いことでしょう。<トイレマーク+カクんと折れた矢印>等も、「この通路をまっすぐ進んで突き当たりの右手にあります」が視覚的に瞬時に了解できて気持ちがいい。大阪へ帰ってきてみるとこれが、何となくそっちらへんを指しているアバウトな矢印が多いのに驚いた。不案内な土地で勇気を振り絞っての「トイレどっちですか?」に対し、「あっち」と素っ気なく応えられた場合の困った感じを想像されたい。
そう言や御堂筋線の「なかもずほうめん」も、関西在住でない人のどれぐらいが理解できるのか疑問だ。そもそも、御堂筋線利用者のうち何割が「なかもず」まで行くとゆーのか。
例えば、出張で本町に行かんとあかん新人クン。キミは大丈夫か? 大切な打ち合わせに遅刻して叱られたとき、彼は「社会のキビシさを噛みしめる」べきなのか、「誘導サインの不案内さにブチ切れる」べきなのか、チョット微妙な気がする秋だ。