パイレーツ・オブ・カリビアン2作目は違う意味で問題作らしい

スパロウ船長早く観たいね。とか言ってたデッドマンズ・チェスト。何とまあ、『ドミニカ共和国の先住民であるカリブ・インディアンを「人食い人種」として描いた』ことに対し、カリブ海域の先住民の人たちから一斉に非難の声が沸き上がっているらしい。コロンブス以来の白人的誤解(微妙な話ではあると思う)+それに乗っかり「商売になる誤解なんだしやっぱ誤解のままでいいか」と考えてしまう映画産業の連中のモラルの低さ(一部であることを願う)が露見した恰好*1。しかも、『カリブ一族のチーフであるチャールズ・ウィリアムズ氏は「脚本のなかに食人の風習が色濃く出されていたので訂正を求めたが受け入れられなかった」と話している』そうだ。http://native.way-nifty.com/native_heart/2006/07/post_57ed.html
私は観に行くけどね*2。夜は長いようで短く仕事は少ないようで多い。
(無断転載歓迎)

*1:ヒーローは海賊だが更に深い階層で問題発生。いやー映画っていろんなことバレちゃうもんですよね。例えば、最近あまり目にしないし聞かないけど、<グローバリズム>。聞いた瞬間、誰にとっての? 誰を中心に? 誰に都合のいい理屈で? 等々反射的に突っ込みたくなるうさんくささ満点のワードである。対する<UD=ユニバーサルデザイン>は、あらかじめ「みんなの」ためのものだから、ごまかされやすくもある。せっかくだからはっきりさせときましょう。「みんなのため」とは、まず「オレのため」ということ。それってUDの思想に反するんやないの? 検証は各自、よろしくお願いしたく。「誰にとっての」ユニバーサルデザインか。夏休み、ユニバーサルスタジオジャパンとかで遊びながら、どうだろう

*2:言わずもがなだけど、映画館に足を運ぶとゆーことは、そーゆーシステムに僅かながらも投資しているということでもある