似非太陽を盗んだ私たち

秋が来て さんま喰ったら 旨かった
だから、これが文学なんだよ。知らんけど。そしてMAGICKをやる人間は、季節の移ろいだけやなしに、一日のうちの何度か太陽に向かいSolor adrationとかもやったりする。がしかし、電球に向かって「汝新地のねーちゃんさながらに輝かしき者に幸いあれ…」とかやる人はたぶんいない。でも今日は、不健全な諦念MAGICKの道に陥ることのないよう自分を戒める意味も兼ねて人工照明の話。てか、照明関係の本を買った。面出薫『あなたも照明探偵団−光のハンティングに、夜の街へいざ』日経BP社,1998ISBN:4822241114。アマゾン・マーケットプレイスに1円という冗談みたいな値段で出ていた。送料は当然かかる訳ですが。著者の職業は照明デザイナー。照明器具をデザインする人ではなく、ライトアップの仕方とか照明環境をデザインする人だ。で、そやな、ヘンな解釈入れないようにまずは引用。
『…私は照明デザイナーという職能を、社会に従順なだけの技術者でなく、快適な社会を予言するクリエイターとして胸張れるものにしたいと願っている。そのために、照明デザインという実務と時に矛盾する立場に立つことがある。依頼された派手なライトアップで夜空を汚しながら「星空を守る会」のメンバーとなるようなものである。』
という訳でこの上に自分が何か書く意味を見失ってしまったよ。まああれです。人間が生きるということは、それ自体が環境負荷以外の何ものでもない訳だから、今更絶望するには及ばないということ(もし、このへん気付かない人がいるなら絶望してほしいけど)。
そんなこんなで今日のひとこと:感性磨く前に歯を磨け