必需品?/それフェティッシュじゃないだろう?

しまいには魂のダウンロード。標的を背にした恋人たち。
個人情報流出騒動の余韻未だ冷めやらぬ今また「あて逃げ動画」で大騒ぎ。どこまで行くんだと不安になる一方で、別件はなぜそれ以上報道されないのかという深読みはwinnymixiと違って陰謀論的だが、他の出演者の慌てっぷりを見て、これは絶対何かあると思った視聴者も少なくなかったものと思われる。なぜなら、男には訳がある。報道とはそういうものだ。
重要法案の行方とは別にウェイトレスにカクテルを作ってもらったり、牛肉を食べさせてもらったり、凶暴化したリスに襲われたセクシーな女性警官のその制服で、しまいには客に手錠をかけてしまう。

「のばしちゃうから…」

OLしゃぶしゃぶショムニの客はプレミアムラインをローンチ。生活必需品という概念のないセカンドライフの世界で取り引きされる実用価値と切り離された純粋なブランド価値は分かったつもりでも、人気のアダルトサービスにはさすがについていけない。肉欲のない性欲って? 生理的に受け付けなかったアイツにでも聞いてみよう…という魂胆だろうかその微妙な愛想笑いは。でも、そこで好きな衣装に着替えてもらうことができるとかで微妙にヲタの逆襲。おたくはどこへ向かっているか? さあね。でも、でももへちまも、ラジオでもおたくネタ。しかもNHK。さらに夕方。誰が聴くんだか知らないけど一応リーバイス

さあて、もうお分かりだろう。高尚も下世話も等価であるということが。それこそがフラットの本質だ。−無機質な通奏低音−それを承知の上で、宗教的エクスタシーに逃げ場を求める人たちのことはそっとしといてやろうじゃないか。と提案するあおい輝彦の横顔。

(なるほどそう言えば伝染病がモチーフになってたっけ…)

フェチな飲食店? おうち感覚とは言わず、非日常のハレの何とかのとは今さらさらに言わず毛が見えたと言っては喜んでる。そんなの間違ってもフェティッシュじゃないよな。