さかしまの時間

 『時間は過去から未来へ向かうのではなく、未来から現在に向かって流れてくる*1』(苫米地英人



 『過去によって現在があるのではない。逆に現在があって、はじめて過去があるのだ*2』(岡本太郎



 『《蛇》は〈木〉を《上昇する》ことによって〈小径〉を形成したのにもかかわらず、何故に〈小径〉は〈頂上〉を起点としているのか*3』(フラター・エイカド)

*1:

努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方

努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方

*2:

今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社知恵の森文庫)

今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社知恵の森文庫)

*3:

QBL―カバラの花嫁 (現代魔術大系)

QBL―カバラの花嫁 (現代魔術大系)

3つ並べてみると、エイカドの言い分が最もというか唯一というかいちばん常識的または慣習的。それが一因で破門になったりする訳だから、MAGICKとはもともと〈さかしま〉の世界であることよねえ。一方、前二者の非常識な主張の方も、今やそれほど突飛に聞こえる訳でもなく。てかエイカドのこのセンテンス、苫米地/岡本両氏への質問みたいに見えてきた