政治/宗教

錯乱のアラビアNEW AEON

政治と宗教の話だけは書かないようにしよう。ブログ開設時にそう誓った訳ではないが、むしろ男らしくせっくすネタに専念しようとするも体力が続かず、食べ物ブログに点心を量ろうとすると微妙に太りはじめ、結局ゆるく魔術精神世界ネタなど取り上げてお茶を…

きれいごと(歴史的スピーチ)

しかし、何で今までこれほど分かりやすく自らの思いを語ってくれなかったのか。否、語ってはいたが、単に自分を含め世間の皆様方が聞いてなかっただけなのか。それはカリスマ欠乏症を患っていたご本人のせいなのか、メディア*1のせいなのか? まあ、両方のせ…

横綱と宇宙パワーあるいはフーゾク以外のボディタッチ

耳かき店の登場によって、これまでのオタクカルチャーにおいて希薄だったボディタッチの要素が大きくクローズアップされることとなり、同時に、フィジカルの問題はフィジカルの領域のみにおさまらず、メンタルの問題もまたしかりという当たり前の事実が白日…

ネオテニー・ジャパン的

「梅雨が明けたものと思われる」という気象庁の発表のように、イニシエーションのない現代のこの国の人々は、最早何時大人になるのかわからない。あとから、大人に「なったものと思われる」とされるだけ。そんな訳で、2009年の夏は、大人として公的に認定さ…

さかしまの時間

『時間は過去から未来へ向かうのではなく、未来から現在に向かって流れてくる*1』(苫米地英人) 『過去によって現在があるのではない。逆に現在があって、はじめて過去があるのだ*2』(岡本太郎) 『《蛇》は〈木〉を《上昇する》ことによって〈小径〉を形…

裁判員制度(Adjustment)

Adjustment*1。ちょうどよいところ。正義はどこにもない。 正統性のゆらぎを市民参加で埋める流れ。現代のオカルトトレンドさながらに開かれつつ、当の裁判員には守秘義務が課されるなど、法廷は秘密結社化の一途を辿る。たとえば、被告人に正体を知られたく…

Tea Break

♪温んだ水に/春の日は浮かび/小川の水に春の歌ゆれる/小舟は花束を積んで走る/鳥たちもさえずるよ森の木陰… 4月8日は花まつりである。1904年のこの日、英国生まれのアレイスター・クロウリーは『法の書』第一章を“受け取った”。 ラテン・アメリカ諸国の…

壁/一神教

現在のヨーロッパの状況は、壁がなくなるとどうなるかを撮った映画を早送りして見ているようなものです。 壁はヨーロッパとアジアを隔てていて、それによってヨーロッパとアメリカを合体させていた。それがなくなった今、壁があることで何がおこらなかったの…