Do the Magick!

 突然新カテゴリ投入。別に隠していた訳でも何でもないが、何となく書かなかったことも、これからはぼちぼちと書いていこうと思う。突然気が変わってヤメるかも知らんけど。



 O.T.O.に参入して、かれこれ10年にならんとしている。傍目にどれだけヘンなことであろうと、10年も続けりゃライフスタイルですなどと開き直ることができる。これは便利だ。AEONに比べたら遥かに短い単位(DECADE)だが、とりあえず一区切りの時代をO.T.O.のメンバーとして過ごしたことになる。そして時代も、一つの節目を迎えようとしている。
 そんな今、届く人限定ではありながら、自分が心より呼びかけたいのは
 「21世紀のMAGICKをやりましょう」
ということ。
 21世紀のMAGICKとは、かつてなくソフトに、スマートに洗練されたMAGICKということ*1
 東方聖堂騎士団あるいはOrdo Templi Orientisの名を修飾する語句に、「秘密結社」などというおどろおどろしい文言は、どこを探しても見当たらない*2。すべての男女*3に門戸は開かれている。



 さて、開かれているとは言いつつ、MAGICKには<素質>とも言うべきものが何となくあるように思う。霊感? とんでもない! 今日は大サービスでばらしてしまおう。それはズバリ
 <聖別能力>
 そんなこと、習いもしないのにできる訳ないだろう? とんでもない! 大切なのは、神聖視したいものをちゃんと神聖視できること。もっと平たく言えば、自分にとって大切なものを、本当に大切にできるか? ということ。能力というよりは、価値観あるいは美意識に近いかもしれない*4が、それさえできれば必ずやMAGICKは作動する。




 我々にとって<祈り>とは、恐怖に耐え切れず何者かにすがりつくような類のものではない。確かに、恐怖が時として強烈に清澄な精神状態を誘発することを、否定するつもりはない。それは、きっと相当にプリミティブで力強い体験に違いない。ただ、現代的に洗練されているとは言い難いという話。



(中途半端なことになったが、眠いので今日はこのへんで)



何回目だよ? しかしながらこのホルスの目! 取って付けたようだがもちろん北村さんは偉大

*1:プリミティブなリアリティを否定しようなどとは間違っても思わない〜それは、OTOの存在意義自体を否定することにもなりかねない

*2:まあ、自ら「秘密結社」を名乗る秘密結社なんて聞いたことないですが。OTOの団員は、皆一様に厳密な守秘義務を負っている。が、こんなものは秘密結社様限定でも何でもない。企業であろうと同好会であろうと、うちうちのやりとりや発売前の製品の仕様などを外部に漏らしていい筈がない。個人情報の取り扱いについてもしかりである

*3:いちおーは風評良き成人に限られている訳ですが

*4:そんな才能は持ち合わせない! という人は、OTOに入って自らのThelema=意志を鍛えるのもいいだろう