暮らし/海賊

Happy Summer Solstice!

An Origin of New Aeon Bon Dance

蟹光線(BLACK FLAG再読)

雨が降っている。濁流の中をワニが泳いでいる。濁流の底にあるアスファルトの路面よりかろうじて一段高い歩道の上では、浴衣姿のキャバ嬢が、一列に並んだ初老のかまってちゃんを、一人ずつ段取りよく流れに突き落としている。突き落とされるかまってちゃん…

スーダラ節再降臨

人間の業をコミカルに歌った1962年のヒット曲。何れも甲乙つけ難いが、強いて言うなら個人的にはマイケル・ジャクソンバージョンが最も好みか。ここでは、ベーシックなところでアルコオル、ギャンブル、セックスの3テーマが取り上げられているが、21世紀に…

今日の船長語録

われわれの精神が完全に“外側”に開いていなければ、これからの事態には太刀打ちできない (ハグバード・セリーン)

暮らしとインターネット(笑)

インターネット的 (PHP新書)作者: 糸井重里出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2001/07/14メディア: 新書購入: 3人 クリック: 32回この商品を含むブログ (90件) を見る ソースを示すつもりがいきなり違っているように思うのだが、気にしないことにする。 た…

大後悔時代〜気がつけばみんな海賊だった

「可哀想だから」「良いことをしたいから」という理由で買ってもらうのではなく、「好きだから」「欲しいから」買ってもらえるモノづくりを。…商売でやるんなら当たり前過ぎる話に思えるが、途上国関連ビジネスなんかの文脈で昨今頻繁に目に耳に入る文言のひ…

今日のキャプテン語録

個々の服従の行為は独裁社会の力のみならずその弱さの礎でもある 〜ハグバード・セリーン『おしっこをしているときには口笛を吹くんじゃない』

“教育*1”を奪還せよ! 

中国の田舎の子供たち 「子宝」という言葉はたぶん中国産だと思うが、子供は多けりゃ多いほど幸せと考える文化の国で一人っ子政策なんぞ徹底できる道理もなく、地方へ行けば「いったい何人いるんだ!」みたいな兄弟も珍しくないと聞く。戸籍さえ届けなければ…

今日のキャプテン語録

もしおれがおまえの命を助けてやったり、おまえに助命してもらったりすれば、おれの魂に天罰がくだるわな! (エドワード・ティーチ、またの名を“黒ひげ”)

今日のキャプテン語録

忘れないでくれたまえ。笑えないかぎり、それは真実ではない。それこそがきみにこれから示されるあらゆる考えを判断する唯一絶対の間違いない点だ。 (ハグバード・セリーン)

今日のキャプテン語録

「いかなる国家もいかなる形であれ通商を規制する権利などないことを証明するのが我々の狙いだ*1」( ハグバード・セリーン) *1:シェイ&ウィルソン・小川訳『ピラミッドからのぞく目<上>asin:4087605280』p145

イクラ風味の夜つゆだく

はい只今と言って厨房へ走り、取って返して割り下を足す。今日はもうハナザカリくんと無駄話なんかしている暇はないだろう。 「関西じゃ割り下使うのん邪道やで」 早く足せと呼びつけた男が言って連れが一斉に笑い声を上げる。すきやきの前に「コスプレ」の…

そんな訳で僕たちは

http://d.hatena.ne.jp/FraterCS/20070628#p1

そんな訳で僕たちは

上を向いて歩こう。涙がつぶれないように。勝手にしろと素敵に狂ったサックス奏者がリードを舐めはじめる。 「無理だ!」 何が? 表面張力て知らないの? 銜えたリードを右手に移動させると彼、花盛唱吹はあきれ顔で応える。勝手に他人の速度を落とすのはい…

パイレーツ・オブ・イルミナティ梅雨の候

<この夏はイルミネイタス三部作でキマリ!>『ピラミッドからのぞく目』を読んで以来、バヴァリアン・イルミナティとは何なのか気になって仕方がない/バロウズの『シティーズ オブ ザ レッド ナイト』を読んだおかげで、キャプテン・ミッションとは何者か知…

フラットなメンタリティ〜はまりたくないツボ

地味にどっちかというとツライ日常の労役に耐えて、ここぞという時にめざとく取り引きし、パーッと祝祭的時間〜てか派手な放蕩的無駄遣い乱痴気騒ぎね〜を、とゆーのが物語の中に見る海賊のイメージであり、また、実際の姿でもあると思う。 てことで、上記(…

リアルパイレーツ・オブ・カリビアン

ちょっと不正確なこと書いてしまったけど、モルガン船長は最初から国家公務員(みたいな奴)だった訳じゃない。正しくは「国家公務員みたいな貴族に成り上がったバッカニア」とい言うべきだろう。バッカニアとは、クラシックな海賊の1カテゴリに属する人た…

新カテゴリー

根拠の薄い暮らし快適的惹句の嵐に長時間晒されていると流石に頭おかしくなりそうなので、新カテゴリーをつくってみた。で、どうしようか。 結婚したとき、友人の一人が何を思ったか、お祝いだと言って『カリブ海の海賊たち』という本をくれた。以来、私の暮…